復活祭
復活祭(イースター)はキリスト教会の最も重要な祝日です。十字架にかけられて亡くなったイエス・キリスト様が三日目によみがえったことを記念するお祭りで、信徒にとっては最も喜ばしい日です。
なぜなら、イエス様の十字架上の死と復活がなければキリスト教はない、と言えるからです。この場合、復活とは単なる生き返りや蘇生ではなく、時空を超えた永遠の命に入られたことを意味します。
復活祭の象徴は“卵”ですが、赤・青・黄・緑など、色とりどりに染められたゆで卵が祝(しゅく)別(べつ)され、皆に配られるのも楽しい行事です。
なお、復活祭の日付けは毎年変わり、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決められています。