クリスマスおめでとうございます
「私は、すべての民におよぶ大きな喜びの訪れをあなた方に告げる。ダビデの町にあなた方のために救い主がお生まれになった」
神の御使いは、この言葉で羊飼いたちに主イエス・キリストの誕生を知らせました。クリスマスは、神の御子が一人の人間として、マリア様からお生まれになったことを喜び祝い、感謝する日です。
なぜ神の御子が人間となられたのでしょうか。
神の御子が人となられたのは、私たちを神と和解させて、救うためでした。私たちを愛して、私たちの罪を償ういけにえとして十字架の上でご自身を捧げるためでした。また、神の御子が人となられたのは、私たちに神の愛の深さを知らせるためでした。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、この世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためです」(イエスご自身のお言葉)
さらに、神の御子が人となられたのは、私たちに「人間の道」を示すためでした。その生活を通して、また言葉を通して、神に至る道、神と共に永遠に生きる者となるための道を教えて下さるためでした。
「私は道であり、真理であり、命である。私を通らなければ、誰も神の許に行くことができない」と(イエスご自身のお言葉)。
使徒パウロの言葉:
「キリストは、神の身分でありながら、神と等しいものであることに固執しようとは思わず、返って自分を無にして、しもべの身分になり、人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした」と。
人間が、神様からこんなに愛されていることを信じているキリスト者は、喜びと感謝をもってクリスマスを迎えています。
あなたとあなたの家族の上に、クリスマスも新しい年も神様の祝福を豊かにもたらす時となりますよう祈っております。