クリスマスの喜びを申し上げます
クリスマスはイエス様の誕生を喜び祝う日です。
神の御使いはイエス様の誕生を羊飼いたちに次の言葉で知らせました。
“私は、すべての民に及ぶ大きな喜びを告げる…。今日あなた方の為に救い主がお生まれになった。”と(ルカ 2、10-11)
なぜイエス様のお誕生は“すべての民に及ぶ大きな喜び”と言われるのでしょうか。それは、マリア様からお生まれになったイエス様は、すべての人の救い主として、この世に来られた神だからです。
布にくるまって、飼い葉桶の中に寝ておられる赤ちゃんは、ここまで貧しくなられ、私たちの地上の最も低いところまで降りてこられた神です。そして、真っ先にそのことが知らされた人は、当時の社会の貧しく小さな存在であった羊飼いでした。
神様は、悲しみと苦しみを、私たちと同じ地上で共にし、さらに十字架上の死に至るまでその身を低くして人となられたのです。それも、すべての人の罪を自ら背負って、その償いとして、十字架の上にご自身を捧げるためです。
クリスマスは、神様からのこの素晴らしい贈り物を喜び祝い、感謝する祝祭日です。