2014 年復活祭特設ページ

聖週間・復活の主日の祭儀の時間

4月17日 聖木曜日(主の晩餐)  晩7時から
4月18日 聖金曜日(主の受難)(大斎・小斎)  晩7時から
4月19日 聖土曜日(復活の聖なる徹夜祭)  晩7時から
4月20日 復活の主日  8時半、10時半、晩6時から

 

灰の式

 キリスト者は、早くから旧約の実践に倣い、回心や嘆きのしるしとして個人的に灰をかぶることを行っていたが、やがて、罪を犯した者が回心のしるしとして灰をかけられる式が始まった。 『ゲラシウス秘跡書』には、四旬節第1主日直前の水曜日に行われる回心の典礼として灰の式が記されている。 罪のゆるしを願う回心者は麻や木綿などでできた粗末な服を身に着け、公の回心のしるしとして灰をかけられた。また、10世紀ごろには灰を祝福する祈りが作られた。 この時代まで、灰を受けるのは公の回心者に限られていたが、11世紀末になると、参加するすべての信者が灰を受けるようになった。 また、12世紀には、前年の受難の主日(枝の主日)に祝福された枝を燃やして灰を作るようになった。  新カトリック大辞典:研究社 より

ミサの中で、
 「あなたはちりであり、ちりに帰って行くのです。」
という言葉とともに、灰を額に受けるとき、心を神に向ける回心の時である四旬節が始まるのです。